遠足を終えて、鶴橋へ。(neco.)


 遠足の準備発 それでもそこにある、ひび。無事終演となってはや4日。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。



6月3日(水)20:00-【視聴回数】77

6月3日(水)22:00-【視聴回数】72

6月5日(金)20:00-【視聴回数】33

6月5日(金)22:00-【視聴回数】55

合計視聴者数 237



 データとして残った数字は以上でした。

 YouTubeからの配信である都合上、出入りも多くあるので、実際に開演から終演まで観劇頂いた数はもう少し少なくはなると思うが、とはいえ、想定していた実数を大きく超えて見て頂いたのは間違いなく、本当にありがたい。YouTubeアナリティクスから見ると、リピート再生がとても多く、何度も楽しんでいただいた方がいたと思うと、より一層、感謝が尽きません。

 これは制作的な反省点だが、今回はアンケートのシステムを導入しておらず(精査間に合わず)、SNSの感想と、一部直接お話を伺ったところでしか皆様の反応を拾うことができなかったので、次の機会にはそのあたりも出来ればというところです。

 いずれにしても、目に見える範囲においては、作品を楽しんでいただいたようで、ホッとしている次第です。ありがとうございます。




 実際問題無事終わってホッとしている、というのが感覚としては強い。

 普段の舞台演劇以上に、回線や機材、その他さまざまなイレギュラー、トラブルが起こるか想定しても仕切れない、怖いな…!というものがあった。ただ、その繊細さというか、生感、みたいなものは、やっぱりこれは演劇なんだな、というのも併せて感じさせられた。作者としては、不安諸々含め、どっぷり満喫したな。楽しんだ。

 時勢として、いつまでオンラインでの演劇が続くのか、というのはわからない、勿論、また舞台で作品を作りたいし、早くそうなったらいいな、という事は変わらない。

 しかし、この企画を通じて、演劇の強さ、みたいなものに触れることが出来て、少し安心した、というものはあります。それを感じることが出来たことが、何よりの収穫でした。




 今日(6月10日)は、この座組での打ち上げ。

 公演後の疲れや仕事も落ち着いて、ようやく一息、といったところ。

 今日、内藤彰子とは初めて直接対面する。井上大輔とも、じかに会うのはいつぶりだろう、というくらい会っていない。

 あれだけ二人の会話を眺めたというのに、不思議な感覚だ。確かに僕も、このるつぼ、変化の中にいると、実感する。少し前までは、その変化に気持ち悪さがあったが、今は少し、それもまた面白い、と思う。

 今ここにある良しあし、というよりも、この中で、人が営もうとする日常を、僕は肯定したいし、そんな風に、これからも演劇をしたい。


 雨が降っている、湿度も日に日にあがって、うっとうしい。

 徐々に夏へ向かっているんだなと、思った。

 鶴橋へ向かう。

 

さまざまな分野で活動するneco.と井上大輔が企画する、より解像度の高い舞台表現を試行をする為の場です。 現在は、配信演劇の形を模索中。(2020.5.16)

0コメント

  • 1000 / 1000